当社は、独立した環境情報開示システムを運営する非営利団体であるCDPより、「気候変動」の分野で、昨年の評価から1段階引き上げとなる「B」評価を獲得しました。
　CDPは、2000年に英国で設立され、142兆米ドルを超える資産を保有する700を超える投資家と協働し、企業や自治体に対して事業戦略や温室効果ガス排出量、取水・排水の管理などに関する質問を提示し、独自のスコアリング基準を用いて8段階(A、A-、B、B-、C、C-、D、D-)のスコアを付与しています。2024年には世界の時価総額の3分の2に相当する24,800以上の企業がCDPを通じてデータを開示しています。
　当社グループは、2050年にGHG排出量を正味ゼロに抑える「カーボンニュートラル」を目指す長期目標を掲げ、その取組みを推進しております。2024年度の本調査結果は、GHG排出削減目標の上方修正や開示データの充実化を行ったことが評価向上につながりました。
　今後も環境分野において多様なステークホルダーの要望に一貫性のある方法で透明性を持って対応し、環境負荷低減への取組みを推進してまいります。

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