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教育研修制度

ゼネラリストとして未来の経営を支える
基礎力と自由な発想力、ビジネスマインドを育む

新入社員研修

メーカーの原点を知る
現場の空気を肌で感じる3ヶ月間

入社後は集合研修を行ったのち、将来自分が扱うことになる商品の知識や生産・流通の過程を学ぶため、3ヶ月間の工場実習を実施しています。実習中は知識面だけでなく、工場で働く社員や同期入社の仲間達と交流を持つ貴重な時間となります。
実習終了後に本配属となります。配属後には新入社員一人一人に対しOJTリーダーがつきますので、先輩に相談しながら実務を学ぶことができます。

自己研修制度

既存の製品・研究の枠にとらわれず
自由な発想力で事業化を目指す

新しい発想を若手社員から引き出す機会として設けられた制度です。既存の製品や研究の枠にとらわれず、興味のあるテーマを各自が自由に設定。セミナー参加費や書籍購入費を会社がサポートします。発表会も定期的に行い、多様な分野の研究者と自由に意見を交換し合えます。この制度から生まれたプロジェクトもあります。

海外短期留学

語学を学び、文化を知る経験を通し
自身のグローバル感覚を磨く

語学力やコミュニケーション力の向上を目的として、海外の語学学校や大学に留学する制度です。語学だけでなく文化についても学ぶことができるため、留学後のグローバルな業務に活かすことができます。また、自薦で応募することが可能ですので、若手社員もこの制度を利用してスキルアップができます。多くの社員がこの制度を利用し、アメリカ、イギリス、インド、中国、カナダ等の様々な国へ留学しています。

MBA留学

経営に関する知識を深め
企業の発展を担う人材を目指す

MBA(Master of Business Administration)留学制度は、国内外大学院等で経営についての専門知識を体系的に学び、経営学修士号を修得するための制度です。企業のより大きな発展に向けて、ハイレベルなマネジメント能力を持った経営幹部候補を育成するとともに、グローバルなビジネス能力の養成を目指しています。

MOT留学

研究成果を事業へと結びつける
ビジネスマインド持った研究者を育む

「技術版MBA」とも言われているMOT(Management Of Technology)は、技術をベースにした経営によって、組織の経済的価値を創出していくことを目的とする学問分野です。当社ではMOT留学制度により、研究開発を効果的に事業化に繋げ、持続的な企業価値向上に必要なマネジメント力を有する人材の育成を目指しています。

留学体験記

教育研修制度を活用して、実際に留学した社員のみなさんにインタビュー。
現場で経験した体験記をご紹介します。

海外短期留学
留学体験記
M.K.
2012年入社
所属:Carlex Glass America, LLC
留学期間:2016年10月~2017年1月
留学先:Converse International School of Languages, San Francisco

2016年、米国の語学学校に3ヶ月留学しました。入社3年目に営業から経理へ異動した際、経理部門の海外勤務を目標とし、財務会計業務に取り組みました。ある日、当時の経理部長から短期留学制度への応募意思を問われ、すぐに手を挙げました。
意気揚々と留学に望んだものの、現実は甘くありません。授業では日々のニュースを基に議論します。当時の私には易しい英語を表現することさえ難しいのに、議論となれば各テーマに関し自分の意見をまとめ表現しなければなりません。英語特有の発音や動詞変化に気をくばり、母国語と異なる構文を咄嗟に組み立てるのは至難の業です。が、周囲のクラスメートの会話を聞くと既知の単語やフレーズがほとんどだと気付いて以降、彼らの表現を手本にすると、対話が成り立ち、それが一つの成功体験に。徐々に難しい言い回しをストックし、繰り返し使うことで、無意識にアウトプットできる段階に達しました。加えて、話す内容も大切です。クラスには医者や教授・教師を務める外国人も在籍し、彼らは既に英語上級者であることはもちろん、示唆に富む話が満載でした。日本語同様、英語で「何を話すか」が重要であると再認識しました。
現在私は、米国Carlexの会計業務担当です。海外のビジネスの場で貢献すべく、米国会計実務経験を積んでいます。留学で培った経験を次なる成長に繋げるため、日々新たな課題に挑戦し続けています。

MOT
留学体験記
S.I.
2005年入社
所属:化成品事業企画部 事業開発グループ
留学期間:2017年4月~2019年3月
留学先:東京理科大学大学院イノベーション研究科

ビジネスや経営に関する知識と経験を学ぶため、2017年から2年間、東京理科大学の専門職大学院(MOT)に通学いたしました。授業は平日夜間と土曜日にあり、共に学んだ学生も一学年約50名の100%社会人で、10年以上のキャリアを持つ技術者が中心です。授業は経営戦略、マーケティング、リーダシップといったビジネスとテクノロジーのマネジメントをメインに構成されています。講義はいずれも刺激的であり、講義から得た知識、同期から得た気づき、そして問題を構造化する習慣を身につけたことはかけがえのない財産となりました。通学では会社、学校、家庭を両立させることは大変厳しいものでしたが、業務では得られない多くのメリットを享受できることが、通学の醍醐味であると感じています。
今後はMOTで学んだ知識とこれまでの業務で得た経験を組み合わせ、より大きく確実な事業・経営を展開できる環境を整えるよう、自社および社会に貢献したいと考えております。また企業成長の鍵となる技術蓄積や人の育成には、継続的な学びの場が必要と感じており、卒業後も先生方や共に学んだ同期と継続的に勉強会を開催しており、新しくまた一歩を踏み出せるよう、生涯学び続けたいと考えております。