EN

募集テーマ

2019年 第54回テーマ新しい盛り場を生み出す建築

さか」とは多くの人が集まるにぎやかな場所のことです。飲み屋が連なったり劇場や娯楽施設などが密集したところで、昼と夜、聖と俗の両面性を持つ、都市に必要不可欠な場所です。東京の新宿・歌舞伎町、上海の南京東路、ソウルの明洞、ニューヨークのタイムズスクエア、ロンドンのピカデリーサーカス、パリのモンマルトル、イスタンブールのイスティクラル通りなどが挙げられるでしょう。

都市には、住む場所、働く場所が必要ですが、それだけでは成立しません。飲食を楽しむ場所、コミュニケーションを図る場所、遊興に耽る場所、気分転換する場所など、どの時代、どの都市にも「盛り場」は現出してきました。老若男女、さまざまな人が集まり都市の熱気を生み出すところで、これまでの都市計画ではつくれなかった、自然と生まれてきた場所です。

都市計画家の石川栄耀が「都市は人なり」という言葉を残したように、「盛り場」はまさに人によって成立していると言えるでしょう。社会背景が素直に表れるのも「盛り場」です。

では、これからの「盛り場」はどのようになっていくのでしょうか。近年、ネットショッピングで多くのものを購入することができるようになりました。ウェブで世界の動向を知ることができ、バーチャル・リアリティで五感を刺激できるようにもなりつつあります。しかし、人の集まりが生み出す「盛り場」には、ネットでは経験できない、実体験の魅力があります。

そこで「盛り場」をどのように想定したのか明示してください。ただし、このコンペは「盛り場」の提案ではなく、「新しい盛り場を生み出す建築」を提案してもらうものです。具体的な形に落として考えてください。

「盛り場」の魅力を引き出す新しい建築の提案を期待しています。

Copyright © Central Glass Co., Ltd. All rights reserved.

pageTop