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どんな職場が待っているの?入社前と後の
ギャップは?研究者としてのやりがいは?
同期入社の若手社員4名に、
それぞれが感じているセントラル硝子を
語り合ってもらいました。

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    機能化学研究所
    創成科学研究科化学系専攻
    物質化学コース 修了
    担当業務:半導体の新規材料開発

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    基盤化学研究所
    薬食生命科学総合学府 修了
    担当業務:フルオロカーボン
    化合物の開発

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    機能化学研究所
    創成科学研究科基盤科学系専攻
    物理学コース 修了
    担当業務:電解液の分析

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    基盤化学研究所
    理工学研究科応用化学専攻 修了
    担当業務:電子材料分野、
    次世代ディスプレイ関連の材料開発

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皆さんとは同期入社で顔は知っていますが、会社や仕事についてじっくり語り合うのは、初めてなので今日は楽しみです。そもそもの話ですが、皆さんはどんな想いを持ってセントラル硝子に入ったのですか?
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私たちのように研究職を目指す人は、同じかもしれませんが、就活では「大学の専攻をいかしたい」と考えていました。私の場合、化学を専攻していたので、化学メーカーに絞って検討していて、電解技術を研究していたこともあり、リチウムイオン電池に使われる電解液を製造している当社に興味を持ちました。
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私も専攻が化学系だったので化学メーカー。特にB2Bの事業を手がける会社を中心に研究していて、当社に注目しました。消費者に直接使われる最終製品をつくるのではなく、いろいろなメーカーに材料を提供するB2Bのほうが、社会への影響力が大きい仕事ができると考えていたのです。
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私の専攻は二人とは少し違っていて、薬学系の大学院を修了しました。だから化学メーカーに加えて製薬メーカーも何社か応募しました。
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私は物理系でしたから、物理が活かせそうな会社という目で、いろいろな化学メーカーを回るなかで当社を知りました。大学が山口だっため「山口県内の企業で働けること」、その他「分析業務が担当できること」が就職先の条件でした。決め手になったのは、当社で働いていた研究室の先輩から話を聞いて、「働きやすそうな会社だ」と感じたからです。
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私の入社理由は、M.M.さんとかなり近いです。業務内容と勤務地が決め手でした。自分の好きな研究やものづくりに関わる仕事が、自分の希望する地域でできますから、「是非この会社で働きたい」と思いました。また採用PRや就職面談を通して、「働きやすそうな会社だな」と感じたことも入社を後押ししてくれました。
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確かに、就職面談、特に技術面接は良い雰囲気でしたね。思っていた以上に、私の研究内容について踏み込んだ質問をしてもらって、「自分の研究に興味をもってもらえたこと」がとても嬉しかった。「研究者を大切にしてくれそうな会社だな」という好印象を持ちました。
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皆さんがいうように、業務内容や職場の風土もそうですが、勤務制度も納得のいくものでした。休暇の日数も、社員寮などの福利厚生も充実していましたから、「この会社なら安心して働き続けることができそうだ」と感じましたね。
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勤務制度でいうと、特にフレックスタイム勤務はいいですね。自分のスケジュールにあわせて柔軟に働ける会社を選べて、非常によかったと思っています。
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私は当社に入って、目指していた研究職に就いて、あらためて研究の面白さを実感しています。実験結果について、研究グループの皆さんと一丸となって意見を出し合って一つの答えを出していく。そのプロセスは、私としてはかなり楽しいです。
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私も、ゴールまでの途中に研究職の醍醐味があると思います。特に、「想定していないこと」が起きた時。先輩たちの助けを借りて、いろいろな知見やデータを集めて、「なぜうまくいかなかったのか」を考察して、解決していく。そのプロセスはかなり楽しいです。ただ研究って、うまくいかないことのほうが多いですけどね。
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K.T.さんのいう通りですね。しかし思うような結果がでなくても、「次はこの組み合わせ比率で材料を合成してみよう」と繰り返すうちに少しずつでも目標に近づいていくと、気分がどんどん盛り上がってきます。
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私が担当する分析業務は、3人のような開発業務とはやりがいのポイントも少し違っています。やはり一番は、ゴールに到達した時。要求された分析を納期に合わせて成し遂げられると、達成感が得られます。
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皆さん、研究にやりがいを持って取り組んでいるようですが、入社してすぐに馴染むことができましたか? 私は、研究内容の違いに戸惑ったこともあったのですが。
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そんなことがあったんですか?詳しく聞かせてください。
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学生時代に取り組んでいた電解技術は、計測した電圧や電流の数値という形で「化学反応が目に見える世界」でした。それが会社では、高温の炉の中で進行する結晶成長という、計測できない、目に見えない世界を相手にするように。計測できなくても、推測できるようになるまで時間がかかりました。
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私が学生時代と一番違うと感じるのは、スピード感です。各案件にお客様がいて期日が設定されていて、求められるスピードが格段に速くなりました。
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私が会社に入って戸惑ったのは、マルチタスクをこなさなくてはならないこと。「研究だけしていればいい」とイメージしていましたが、そうではなかった。企業の一員として研究を進めるには、たとえば報告書や申請書の作成など、事務業務も発生します。マルチタスクを難なくこなす先輩方を見ていると、凄さを感じます。一日も早く追いつきたいですね。
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当社に入社して一番感じている魅力が、皆さんの「人柄」の良さです。何十年も前からの社風なのか、“人柄”の良い人を採用される傾向にあるのかは分かりませんが、声を荒げたりすることのない温和な人が多い印象があります。
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社員の“人柄”は、採用でも重視されているのでは?自分の就活の時を振り返ってみると、採用面接では「丁寧に“人柄”を見てもらえたな」という印象があります。
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“人柄”の良い集団だから、お互いに良い距離感を取りながら、働くことができるのかもしれないですね。
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先輩方とは、近すぎず遠すぎず、ほど良い距離感です。先輩は私よりも知識も経験もあるわけですが、一方的に自分の意見を押し付けることはなく、私の意見を聞いたうえでアドバイスをしてくださいます。かといって寄り添ってくれないわけではありません。どんなに忙しくても、悩んだり、困ったりしていると助けてくれます。
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どの先輩に相談しても、親身になって話を聞いてくださいますよね。「上司や同僚と気兼ねなく相談できる環境」「人柄の良い皆さんと働ける環境」は、セントラル硝子だからこそ得られたものだと思います。
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「セントラル硝子は、人柄の良さが魅力」という点については全員一致!ですね。その他、実際に働いて感じる当社の良さは何かありますか?
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研究職という視点でいうなら、フッ素化合物を軸に幅広い技術に関われること。また、私としては担当できる業務範囲が広いのも嬉しいです。合成から性能評価、お客様へ提供するサンプル品の製造といった作業だけでなく、担当する研究に関連する特許調査などにも携わることができ、大いに勉強になります。
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当社には、いろいろなことに挑戦できる良さは、ありますね。私のような分析担当は、一般的には特定分野の分析機器のスペシャリストとして経験を積んでいくことが多いのですが、当社の場合は少し違います。多種多様なマテリアルをつくっていますから、取り扱う分析機器も多種多様で、その分、分析担当としていろいろな方向に成長できるチャンスがあります。
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「成長できる」のは、間違いないです。自分でいうと、当社に入社して、当初はうまくできなかったスケジュール、優先順位に沿って研究を進めることがしっかりとできるように…自分の成長を実感できています。
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私も、自分の成長を意識する瞬間が多々あります。たとえば、開発したサンプルをお客さまに提出して、先方が分析・評価した結果をフィードバックしてもらった時。「自分の業務がどんなレベルにあるか」が把握できて、「もっと頑張って成長しなくては」と思います。
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当社での研究職としてのやりがいのひとつは、社会の役に立てるということ。私が関わっている材料は、パワー半導体の製造に用いられ、次世代の電気自動車や産業機器を支えるものです。未来に貢献する研究に携わることは、強いモチベーションになります。
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私の研究テーマは、地球環境保全につながっています。現在取り組んでいる次世代ディスプレイ向け撥液バンク材(微細加工を行う際に、液体が不要な領域に流れ込むのを防ぐもの)では、地球環境や健康への影響が懸念されるPFASフリーが課題になっています。
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社会的な責任のある研究なのですね。私が担当する分析業務は、地球環境に直接関わるものではありませんが、同じように責任は重大です。地球環境への負荷が低いものとして当社が市場に提供する製品の品質を保証する業務だからです。自分の出した分析データが重要なものであることを常に意識しながら、働いていきたいと考えます。
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私の研究は製品の素になる分野が対象ですから、社会の役に立っていると感じにくいのが正直なところ。でも、もちろんいつかは、社会に価値を提供するような研究成果を出したいと思っています。お互いに、研究者としてさらなる成長を目指しましょう。
最後に、当社で研究者を目指す後輩たちに伝えたいことを、皆さんに聞きたいのですが。
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では、私から言います。自分が苦労しているから言うのですが。研究者には、探求心や分析力、発想力だけでなくプレゼン力も求められます。学会活動などに積極的に参加して、他人に自分の研究を伝えるトレーニングを積むことをお勧めします。
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私は、「自分のやりたいこと、重要なことを明確化してください」とアドバイスしたい。業務内容や働く環境に対する価値観、プライベートの優先度などを自分なりに整理して、重視するものを決めれば、スムーズに進路の選択ができると思います。
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就職活動は、短期間でいろいろな会社を見たり先輩研究者の話を聞けたりできる貴重な機会ですから、頑張ってほしいです。研究との両立は、大変かもしれませんが…
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私が伝えたいのは、自分のありのままで臨んでほしいということ。テンプレートに当てはめるように準備した回答をしても、相手の心には届きません。自分の研究内容を自分の言葉で伝えられるように大学の研究を一生懸命することが、就職活動にも役立つはずです。
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自分が就活生の時に、知りたかった意見ばかりですね。今日は、皆さんの研究や会社についてのいろいろな考え方が聞けて、とても刺激になりました。これからもいっしょに、セントラル硝子を盛り上げていきましょう。
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