報告・連絡・相談の第一歩は「質問する」こと

 大学と企業の研究は、同じテーマを扱っていても全く違う物。企業では、最終的に製品として販売できるものを開発するため、生成した物質の性能だけではなく、その製造プロセスも量産化を意識して開発する必要があります。装置や機器についても納期や収益性などを考え「人と時間をかけるなら、購入した方がよい」と判断する場合もあります。また、他部署や違う領域の人との関わりの中で、幅広い意見をもらえ、刺激をもらえるのも会社の特徴。私はプラント建設などに関わり、化学以外の分野にも興味を持つようになりました。自分のできること、興味も広がっています。
 仕事をする上で大切だと感じているのは、意見を言うこと。わからないことは聞くこと。新人はできなくて当たり前。だから質問することが相談であり、報告になります。先輩・上司からすれば、聞かれることで新人の課題が見えてきます。そういったコミュニケーション能力は必要ですね。それがあれば、あとは仕事を通じて立派に成長することができるはずです。