一日の流れ:責任ある仕事に、さらなるやりがいを感じて

 研究グループのリーダーになってからは、自分自身の研究だけでなく、グループ全体の進捗管理や研究の方向性を決めることも必要とされます。そのため、グループメンバーと実験結果について話し合い、アドバイスをしながら、目標が達成できるよう研究を進めています。また、結果のまとめや報告書作成などのデスクワークも増えたので、自分の実験と両立できるよう、時間配分を考えながら取り組んでいます。セントラル硝子は若手社員にも責任ある仕事を任せる特徴があります。私も、リーダーに任命されたのは入社5年目のころ。作成する報告書には、経営陣に提出するものもあります。「そんな責任ある仕事を…」とも思いましたが、いまは逆にやりがいを感じながら働いています。また、品質やコストも考えるようにもなりました。現場やお客さまとのやりとりも増え、より広い視野で働けているな、と感じています。

キャリアについて:好奇心と行動力を忘れない研究者に

 同じテーマにずっと関わっているとどうしても視野が狭くなりがち。しかし、研究者は新しいものへ目を向ける姿勢を忘れてはいけない、と私は考えています。当社では自己研修と言って、自分が興味を持ったテーマについて調査し、社内で発表する制度があります。私は積極的にこの制度を利用することで、新しいものへ目を向けるようにしています。前回は、化学雑誌で読んだ研究に興味を持ち、実験を行い発表しました。ガラス・化学両分野の社員が発表を行うので、私も刺激を受けますし、私の発表が他の研究者に刺激を与えられればいいなと思っています。年次を経て責任が増すにつれ、収益性の高い商品アイデアを出すことが求められます。営業部員から市場の動向に関する情報も集めながら、フッ素の可能性をより広げていきたいなと思っています。