一日の流れ:松阪工場と密な連携を取って研究を進める

 研究所では一日のほとんどを、実験とそのデータ整理、解析に費やしています。硝子研究所には小型の炉があり、実際にガラスを作ることができます。組成を考えたガラスを作ったり、加工を施したりと言った実験が研究所内でできるのです。もちろん、硝子研究所とガラスを生産している松阪工場は徒歩で移動できる近さにあるので、工場の協力を得て実験を進めることもあります。実験にもコストはかかりますから、事前に実験の計画を練り、効率よく行えるように心掛けています。製品化が決まった商品は、工場の設備を使って量産の検証を行います。研究所と実際の生産現場では規模が異なりますから、関わってくる要因が異なるのです。このように硝子研究所では工場との連携を密に取りながら日々の研究を進めています。

キャリアについて:世の中のスタンダードとなる製品を目指す

 手がけている研究が全て製品として世に出るわけではありませんが、私たち研究者にとっては、関わっている研究テーマをひとつでも多く商品として世に送り出す、ということが目標となります。さらには「この製品でなければダメだ」と世の中に認められるような、品質・特性を持った商品を開発できれば、それこそ研究・開発者冥利に尽きるというものです。そんな世の中のスタンダードになる製品を創り出すには、ガラス領域内に限らず、化学事業とのコラボレーションも必須となってくるでしょう。また、営業部などとのネットワークの構築も不可欠です。当社には、気兼ねなく意見を言える風土がありますから、そのための素地はできていると言えます。それをさらに発展させ、連携を取りながら、新しい製品の開発を進めていきたい、と思っています。