最先端のニーズに応えるガラス製品を開発

 硝子研究所で行っているのは、その名の通りガラスの研究・開発です。想像されているように、ガラスを溶かし、特性を評価し、用途にあった最適なガラスを設計・開発するというのが私の仕事。過去にはプラズマディスプレイ用基板ガラスや太陽電池用カバーガラスといった、時代のニーズに適応した商品開発を行ってきました。現在はタッチパネル用ガラス『ARMOREX ™』の業務に従事しています。
 入社前には「少数精鋭の企業」という印象が強く、毎日の業務が忙しく、時間に追われて職場の雰囲気はピリピリしているのだろうか、と想像していました。実際は想像とは真逆の社風。入社当時は、本当に話しやすいアットホームな空気に拍子抜けしたほどでした(笑)。いまではこのセントラル硝子独特の社風が研究開発にプラスに働いていると感じています。

会話と日々のデータの積み重ねが鍵となる

 研究で壁にぶつかることは、実は日常茶飯事。毎日のように、うまくいかないことや原因のわからない失敗が発生しています。壁の大小にかかわらず、乗り越えていくことが研究開発では大切です。そのためにどうするか。例えばデータをたくさん取ることで、見えてくる物があります。チーム内外の人間と話をすることで、アイデアが生まれることがあります。そうして、壁を一つずつ越えて、商品化へと少しずつ進んでいます。そこに当社の雰囲気がプラスに働いていると感じられるのです。
 『ARMOREX ™』はその一つの好事例ですね。私自身にとっては、台湾の子会社に量産設備の調整のために長期出張をするという貴重な経験になりました。今後もひとつでも多く、研究所にある製品の種ともいえるアイデアを、商品として世に出せるよう努力したいと思っています。