一日の流れ:働きやすさを感じながら、研究を進める日々

 勤務時間中は実験にかかり切りになっていることが多いですね。電池の研究所は宇部にもありますので、連携をとって進めています。テレビ会議や電話でのやりとりの他、月に1度は宇部に出かけて会議をしています。電池メーカーや自動車メーカーのお客さまのところに出かけて打合せや報告を行うこともあります。打合せが3割、実験が7割といった感じでしょうか。
 主任研究員として、若手の育成にも責任を持つようになりました。現在チームは4人ですが、それぞれが評価や実験ができるように、業務を割り振って身に着けられるよう気をつけていますね。入社当時はまだ女性の少なかった当社も、福利厚生が充実し、女性研究者がかなり増えました。私のチームも女性の方が多いんです。お互いに相談に乗ったりしながら、気持ちよく働けるよう気をつけています。

キャリアについて:描いた夢の実現を信じて、挑み続ける

 学生時代に描いていた「社会の役に立つ物を作りたい」という夢はいまも変わりません。むしろ、研究を進める中で少しずつ近づいていることを感じています。もちろん、いままでにない性能を有する化合物や、現在では問題となっている性質を改善した化合物を合成するのは難しいです。でも、当社には規模からは想像できないような業界トップの最先端技術がたくさんあり、それを生み出した先輩たちがいます。そんな人たちと交流し、意見を交わせる月例の発表会もあります。そこで意見を交換し、経験や知識を伝えられ、アドバイスやアイデアを話し合うことで、ブレイクスルーできることも多々あります。「この環境ならば、私の夢は叶えられる」と信じ、これからも研究に打ち込んで行こうと思っています。その姿を見本として、後輩たちが成長してくれれば嬉しいですね。